ニューヨークJFK→羽田(ANA NH109 ビジネスクラス) 搭乗記

アメリカ東海岸、ニューヨーク・JFK空港から羽田空港へ戻ります。2016年に新設された羽田便に搭乗しました。

羽田便は現地時間の18:15発なので、当日もゆっくり過ごすことができます。ゆっくりホテルで朝食を食べて荷物を預け、5番街をのんびり散歩しました。



チェックイン、セキュリティゲート通過、そしてラウンジへ

ホテルに戻り、荷物をピックアップしたら、UBERでJFKまで向かいます。途中ひどい渋滞に巻き込まれてしまい、結局1時間20分ほどで到着。地下鉄を使うべきだったとちょっと後悔。

ANAのサインがある扉を開けると、奥にカウンターがあります。


滞りなくチェックインを済ませ、セキュリティーレーンへ。


ファーストクラス・ビジネスクラス・スターアライアンスゴールドメンバーは専用レーンから入ります。

アメリカの出国では、スタンプはありません。搭乗券とパスポートの名前を確認されて、セキュリティーチェックへ。日本との違いは、靴は脱ぐこと、それからほんの少しの液体物があると荷物をすべて調べられること。日本でも、100ml以下の液体類は、袋に入れて出さないといけないルールがあるのですが、正直コンタクレンズの液や、トラベル用のヘアーワックスなどは荷物の中にいれていても調べられないことがほとんどです。一方アメリカは、少しでも液体物があると、荷物は別レーンへ。専用の検査官によってバックを全部ひっくり返されて調べられます。また、近年はモバイルバッテリーを入れていてもひっかかります。ホテルでパッキングするときに、液体物だけはすべて別にしておいて、きちんと表示通りに提出することが大切です。

セキュリティーを抜けるとこんなかんじ。ちなみに現在のセキュリティチェックは昔のゲート型ではなく、電話ボックスのようなところに入るパターンが増えています。アメリカの主要空港はほぼこれになっており、日本でも羽田空港の一部のゲートはこのタイプに変更されていました。子供づれや車椅子の方の場合は、従来のゲート型を開けてくれます。

ラウンジに行く前に少し空港内を歩いてみました。ANAはJFK空港の第7ターミナルを利用しています。このターミナルは中に入ってもほぼなにもありません。羽田空港や成田空港、シンガポールのチャンギ空港やバンコクのスワンナプーム空港などをイメージしているとびっくりするかもしれませんね。

フードコートは充実しています。

ちょっとしたレストランも(誰もいませんが・・・)。

ANAの搭乗口は左に曲がった一番奥に。まだ誰もいませんが、レーンはすでにスタンバイされていました。

一通り見終わったので、ラウンジへ向かいます。ラウンジはBritish Airwaysのラウンジです。British Airwaysはスターアライアンスではなく、ワンワールドなので、普段利用することはないのですが、JFK空港はなぜかこのラウンジを利用することになります。

受付の一番左がANA利用客専用のレーンです。日本人スタッフの方が声をかけてくれて、並ぶことなく中に入れてくれます。カップラーメンやおにぎりなど、ANA利用者しかもらえないフードもあります。

British Airways Loungeへ

中に入って席を確保したら、ワインをもらいます。搭乗時刻が17:45で、離陸後すぐに食事が出るので、あまりここでは飲みません。







昼間歩き回ったので、搭乗30分前にシャワーを浴びて着替えます。このようなファシリティーは日本のラウンジが最高ですね。JFKのラウンジにもシャワーはあるのですが、アメニティもなく、スポーツジムのシャワーのような簡素なものでした。



そうこうしているうちに搭乗時刻になりました。

安定のANA BUSINESS STAGGERED

ANAのニューヨーク便は安定のANA BUSINESS STAGGERED。これまでもシドニー、バンコク、ニューヨーク便でご紹介してきたシートです。今回は中央列はほぼ誰もいないガラガラ状態でした。

ウェルカムドリンクをもらって、荷物の整理をしたらプッシュバックです。いつも思うのですが、このウェルカムドリンクのプラスチックコップどうにかならないのでしょうか・・・





窓の外には、British Airwaysのボーイング747型のジャンボジェットが止まっています。日本の航空会社では退役してしまいましたが、飛行機に乗って2階に上がって行く階段を見るといつもワクワクしていました。

そして離陸。ニューヨークの街並みが眼科に広がります。

アメニティは、行きと同じNEAL’S YARDのポーチでした。(参考:羽田→ニューヨークJFK(ANA NH110 ビジネスクラス) 搭乗記

いよいよ食事の時間です。

復路でも安定のANAクオリティ

しばらくすると、メニューが配られます。復路はアメリカでの積みこみなので、どうしてもクオリティが心配になります。




今回も往路と同じ洋食をチョイスしました。まずは、シャンパンをいただきます。

すぐにアミューズが。

そして前菜に合わせて白ワインをいただきます。白ワインはアメリカの Bogle Vineyards Chardonnay。このワインは日本でも買って飲んだことがあるのですが、とてもコストパフォーマンスが良くて気に入っています。機内のワインリストにラインナップしていてテンションがあがりました。





そしていよいよメインディッシュ。メインに合わせるのは赤ワイン、HAHN というカリフォルニア産にしてみました。ただ、なんと写真を撮り忘れてしまいました。お肉はやはり往路でもANAクオリティ!非常に柔らかく仕上がったステーキになっていました。

デザートは、チーズプレート、フルーツ、そしてケーキをいただきました。乗客が少なかったからなのか、CAさんがどんどんオススメしてくれるのでいただいていたらいっぱいになってしまいました。。。


そして食後酒は、往路便ではまってしまったBAILEY’S!これは本当に美味しいです。ちなみにこちらから購入可能です。

映画を2本見たらフルフラットにして就寝。ゆっくり6時間ほど寝て、起きたらすでに北海道まで来ていました。まずはコーヒーをお願いします。

軽食は和食をいただきました。

荷物の整理をして、13時間半の空の旅が終わります。往路に続き、復路も快適に過ごすことができました。アメリカ便は日本の航空会社以外の選択肢はありませんね!