Globe Trotter Centenary 30インチ をロンドンから購入してみた

長らく世界を一緒に回ってくれている相棒は、Globe Trotter のスーツケースです。今回は長期旅行用に同じシリーズの30インチの大型スーツケースを新調しました。いろいろと悩んだ挙句ロンドンの直営店から配送してもらうことにしました。

Globe Trotter とは?

2019年にANAのアメニティブランドにも選ばれた Globe Trotter は、120年以上の歴史を持つ、イギリス王室御用達のブランドです。その歴史は古く、100年以上前から世界中の旅人に愛されてきました。

出典: https://www.acontinuouslean.com/

スーツケースは、1850 年代に発明された特殊紙を何層にも重ねてコーティングした特殊素材で作られています。紙でありながら当時は「アルミ」より軽く、皮より丈夫だったそうです。発明時世界最先端だったこの技術を、約100年間ほぼ変えず、今でも同じ製法で作っています。

愛用しているものは、機内持ち込み可能な Globe Trotter「Centenary」21インチ

出典: https://www.globe-trotter.com/

これまで使っていたものは、Globe Trotter 「Centenary」シリーズの21インチ。機内持ち込み可能な小さなものです。実はこのサイズは公式には2-3日の国内旅行用なのですが、これまではこのサイズでロンドンやニューヨークなど世界中を旅してきました。

しかし、さすがに21インチでアメリカやヨーロッパの1週間以上の旅は厳しくなってきたので、今回はそれよりも大きい26インチ、もしくは30インチを購入することにしました。

Globe Trotter 銀座店へ向かう

日本には、イギリス本店以外で唯一「Globe Trotter Flagship Store」が銀座にあります。まずはそこに向かいました。

さすが旗艦店だけあって、品揃えも抜群。2階ではリペアやカスタマイズオーダーもお願いすることができます。

日本では Centenary シリーズの Red は完売

まずは、現在使っているスーツケースと同じシリーズを見てみようと思ったのですが、なんとCentenary シリーズの Red はすでに日本では完売。たしかに日本の Globe Trotter 公式ページからも消えています。

ハンドル付きの26インチか、ハンドルなしの30インチか?

もう1つの問題は、30インチにはハンドルが付いていないということです。店員さんによると、ハンドル付き(トロリータイプ)の最大サイズは26インチ。30インチの場合はハンドルがないので、上部の革の取ってを持つことになります。

インチ サイズ 重さ 機内持ち込み ハンドル 定価
21インチ 35L 3.8 Kg 実際は可能 あり 247,500円
26インチ 55L 5.5 Kg 不可 なし 286,000円
30インチ 78L 5.5 Kg 不可 なし 292,600円
  • 21インチ以上は、どんなに小さくても受託手荷物になる
  • 空港とホテル、自宅間はほぼタクシー移動なので、駅の中を持ち運ぶようなことはほぼない
  • 重さはほぼ変わらない

ということを考慮すると、30インチが有力なのですが、ハンドルがないのはかなりのマイナスポイントだったために即決はできませんでした。

ロンドンの公式サイトで日本に売ってないモデルを発見!

それから数日が経って、Globe Trotter の英語サイトを見ていると、なんと日本では売っていないはずの Globe Trotter Centenary Red 30インチ(トロリータイプ)が売っているではありませんか!値段は日本より安い上に、なんと世界中に無料で発送できるとも書かれています。

Centenary – 30″ Trolley Case – Red/Tan

原則日本への発送は不可

すぐにウェブページから購入しようと思ったのですが、おかしなことに発送先の国名を選ぶ箇所に「日本」がありません

嫌な予感はしていたのですが、サポートセンターに問い合わせてみると、

Unfortunately, we are usually unable to ship to Japan as we do have the Flagship store there.

(残念ながら、日本には旗艦店があるため、ロンドンからの発送を通常は受け付けてません)

との返事がありました。おそらく、日本の旗艦店とロンドンのウェブサイトで値段が違うために、ウェブサイトからの発送を認めてしまうと日本の旗艦店で買う意味がなくなってしまうからだと思われます。

サポートセンターに交渉

しかし、私が欲しいモデルは日本では売られていないものです。ダメ元で、サポートセンターに購入予定の型番を伝えて交渉してみました。

すると、すぐに

I have good news! The Centenary 30” Trolley Case – Red/Tan is not available to purchase in Japan, so I am able to offer it to you.

(良いお知らせです。この商品は日本では購入ができないものなので、日本への発送を承ります)

との連絡がありました。うれしい誤算は、イギリスの消費税も免税になったため思っていた金額から80,000円弱安く購入することができました。

Summary of Order (final price excluding UK VAT)
Centenary 30” Trolley Case – Red/Tan (Reg. £1,770) : £1,475 Complimentary International Shipping : Free of Charge
Total: £1,475

PayPalのリンクがすぐに送られてきて、そこからクレジットカードで決済をすれば完了です。翌日にはDHLから発送済みのメールが届き、その3日後には無事に自宅まで到着しました。

日本の正規店以外から買う注意点

最後に、海外から購入する際の注意点です。

偽物に注意

Globe Trotter は、その人気の高さから、偽物も多く出回っています。少しでも安く買いたい気持ちから正規店以外(例えばオークションサイトやメルカリのような個人間取引など)で買いたくなる気持ちも分かりますが、安いものを見つけた時はくれぐれも注意してください。

日本の消費税はかかる

イギリスから購入した場合は、イギリスの消費税はかかりませんが、日本の消費税や関税は一部かかります。今回も自宅で23,700円の消費税と関税を支払いました。

保証は2年しか効かない

日本の正規店は、実は直販(Globe Trotter の直接販売)ではなく、代理店が入っています。そのため品揃えや保険の内容、価格なども直販時とは異なります。

特に保険の違いは大きく、日本の正規店で購入した場合、故障や破損に対する手厚い保証が10年間つきますが、海外の正規店で購入した場合は、2年しかつきません。ここにも注意が必要です。

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