世界中の人々を虜にしている、北海道ニセコ。アマンは2023年に国内4つ目のアマンホテル「アマン ニセコ」をオープンすると発表しました。
アマンが国内4つ目のアマンリゾートに選んだ北海道・ニセコ町

アマンが、アマン東京、アマン京都、アマネムに続く国内4つ目のアマンリゾートとして選んだのは、新千歳空港から車で2時間ほどの北海道ニセコ町。世界随一と言われるパウダースノー、豊富な降雪量で冬になると世界中から、ニセコの雪を求めて人々が訪れます。また、夏も過ごしやすい気候のため、ラフティングやトレッキング、ハイキングなどを楽しむことができます。
敷地面積約187万㎡、ホテル客室はスイート30室

2023年国内4つ目となる「アマンニセコ」はニセコ町にあるニセコアンヌプリの西側中腹にオープンします。敷地面積は約187万㎡。この広大な敷地内に30室の客室、31棟の別荘、レストラン、スパ、そして大規模なウェルネス施設「ネイチャー&アクティビティセンター」が建設されます。
客室やレストランが入る「メインパビリオン」とウェルネス施設「ネイチャー&アクティビティセンター」

ホテル施設の顔となるメインパヴィリオンには、客室と、和食の「Nama」とイタリアンの「Arva」をはじめ、季節ごとの旬の食材を味わうレストラン、図書館、シガーラウンジ、スキー用品店、ブティック、ギャラリーなど、滞在を最高のものにしてくれるさまざまな施設が入ります。


もう1棟は、ネイチャー&アクティビティセンター。スパ受付やラウンジ、お茶室、インドアプレイグラウンド、ボーリングレーン、シアター、ゲームゾーン、ハーフバスケットコートなど心身共にリフレッシュできる様々な施設が設けられます。また幼児用プレイエリアや休憩ルームも設置され、託児サービスも提供されます。スパエリアでは、温泉に加えて、フィンランド式サウナや冷水プール、スチームルームなど様々な施設が準備されます。

スパ・アクティビティでは、日本伝統の療養を取り入れたマッサージ、栄養、ムーブメント、エステ、漢方、按摩、指圧、座禅などが提供されます。
設計は、日本のアマンシリーズを手がけたケリー・ヒル・アーキテクツ
設計は、アマン東京やアマネムなどを手がけたケリー・ヒル・アーキテクツが担当。残念ながら建築家のケリー・ヒルは2019年に75歳で死去してしまいましたが、彼の想いは、アマン ニセコに受け継がれます。
1棟20億円、31棟の分譲別荘「アマン レジデンス」

アマン ニセコには、ホテルだけでなく、分譲別荘が31棟建設されます。1棟あたりの値段は、なんと20億円、1棟の床面積は800㎡、日本で初めての自然保護区内の邸宅となります。もちろんオーナーは、ホテル内のレストランやウェルネス施設を自由に利用することが可能。まさにアマンブランドに相応しい、最高級分譲邸宅と言えます。


アマン ニセコの別荘邸宅はすべて独立した2階建。もちろん分譲邸宅なので、ワインセラーやシガールーム、マッサージルームやホームシアターなど、オーナーの希望に合わせて、さまざまなカスタマイズが可能です。また全ての邸宅に温泉がひかれており、屋内と露天風呂で楽しむことができます。
なお、全31棟のうち、2023年のオープン時に開業されるのは10棟、残りの21棟は、販売状況みを見て判断されるとのことです。
これぞアマンクオリティと言わしめる、完璧なリゾートホテルがいよいよ日本の北海道にやってきます。20億円の別荘の行方も気になりますが、まずはホテルの開業を楽しみに待ちたいと思います。