今回は、オーストラリアのシドニーからシンガポールまで、シンガポール航空のビジネスクラスで飛びます。いつもANAばかりを使っているので、世界一とも言われるシンガポール航空のビジネスクラスは本当に楽しみです。いったいどのようなフライトだったのでしょうか?
市内からはUberで空港へ
シドニーは、他の先進都市同様に、Uberなどのライドシェアーが非常に発達しています。空港にはライドシェアー専用の待合スペースも完備。世界中から訪れた外国人に優しい作りとなっています。このあたりは日本も本当に参考にしてほしいと思います。
シドニーの市内から空港までの戻りも、もちろんUberです。Uberがサービスを開始してからというもの、海外でタクシーに乗ることがなくなりました。日本も早くUberXが解禁されないかと思うばかりです。
チェックインからシンガポール航空のシルバークリスラウンジへ
シドニー空港国際線ターミナルの一番端にシンガポール航空のカウンターがあります。エコノミークラス、プレミアムエコノミークラス、ビジネスクラス、そしてファーストクラスとスイート(ファーストクラスのさらに上のクラス)の4つに列が分かれます。青のビジネスクラスのレーンでチェックイン完了です。
チェックインの際に、Express Pass という紙をもらいます。この紙を持っていると、専用の入り口から出国審査レーンに向かうことができます。
無事に出国審査とセキュリティーを通過してシルバークリスラウンジに向かいます。それほど大きくないラウンジですが、シャワーや飲み物などを一通り完備しておりゆっくりと搭乗までの時間を過ごすことができます。
いよいよ搭乗します。
座席の広さはファーストクラス並み
まず、とにかく驚いたのは座席の広さ!おそらくANAやJALのファーストクラスに匹敵する広さだと思います。写真を見ていたいたらわかる通り、座席からモニター下の足置きまでは通常のビジネスクラスほどの広さがあり、それに加えて、小物入れの手前にも人が1人座れるほどのクッションスペースがあるため本当に広いです。ちなみに、そこには「Do Not Sit」 と書かれていたので、同伴のビジネスクラスの人がいても一緒に食事などはできないようです。
座席自体の幅も大きいため、おそらく小柄な日本人の女性ならフルフラットにすれば2人で寝れるくらいの広さだと思います(もちろんそのような使い方はできません(笑))
座席の横には各種ボタンがまとめられています。小物入れの横には電源類。HDMIのジャックもあるので、仕事をするときには目の前のディスプレイを利用することもできるようです。
小物入れの手前には、リモコンとテーブル、各種雑誌類がまとめられています。ディスプレイは非常に大型でそこには身支度をするための鏡も備え付けられていました。
アメニティは通常のビジネスクラスのようなポーチはなく、座席にスリッパとアイマスクが置かれているだけでした。化粧室にはいろいろと使えるものが置いてあったようですが、今回は利用しませんでした。
ヘッドフォンはノイズキャンセリングタイプです。
ドアクローズまでにおしぼりとウェルカムシャンパンが振舞われました。
ワインは充実のラインナップ。食事は4種類からチョイス。シンガポールスリングも
食事のメニューを見て見ます。夕食は洋食2種類とオリエンタル料理2種類から選びます。今回はヌードルをチョイスしました。
ワインはシャンパン1種類に白ワインが2種類、赤ワインが4種類、ポートワインが2種類です。
その他にもシンガポールスリングなどのカクテルなども当然準備されています。
まずはシャンパンとナッツを食べて食事を待ちます。
アミューズは生ハムのサラダ、ドレッシングはわさびドレッシングでした。パンは5,6種類が入ったカゴの中から選ぶスタイルです。
メインの麺料理が運ばれて来ました。シドニーではハンバーガーやステーキ、シーフードなどばかり食べていたのでアジア料理はとても美味しく感じます。
最後のデザートはアイスクリームかティラミスからチョイス。アイスクリームを選びました。
デザートのあとにはチーズとワインのサービスです。充実の赤ワイン4種類から2種類を選び、美味しくいただきました。
軽食は点心とチャーハン
3時間ほど仮眠を取ったら、残り時間もあと2時間ほど。まずは目覚ましにカプチーノをいただきます。
仕事を少ししたら軽食が運ばれてきました。ちょっとした点心とチャーハンです。とても美味しくいただきました。
身支度を整えたらシンガポール空港に到着です。
世界最高と言われる理由は十分
最新の機材には信じられないほど広い座席、バラエティーに富んだ豊富な食事、ホスピタリティのあるキャビンクルー、最新の機内エンターテイメントシステムと大画面のモニター、機内WIFI、その全てに圧倒されます。世界中のセレブリティが愛用し、多くの人たちが一度は乗ってみたいと口を揃えていうシンガポール航空のビジネスクラス。これでビジネスクラスなので、ファーストクラスやスイートは想像すらつきません。間違いなく世界屈指のサービスでしょう。本当に上質で心のこもった8時間のフライトでした。
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