「スターアライアンス・ゴールド」サービス完全ガイド

この連載では、ANAを筆頭にシンガポール航空、ユナイテッド航空、ルフトハンザなどが加盟するスターアライアンスの上級会員「スターアライアンスゴールド」について徹底解説していきます

スターアライアンスってなに?

世界の航空会社は、主に3つの大規模な提携グループに所属していますが、その3つのうちでもっとも歴史が古く、最大のグループが「スターアライアンス」です。日系航空会社ではANA、その他ユナイテッド航空、ルフトハンザ、シンガポール航空、タイ国際航空など、現在30社弱が加盟しています。

240501248_6c81abd94f_bNarita International Airport Terminal 1 South Wing (NRT/RJAA) by Hideyuki KAMON

スターアライアンスのもっとも大きな特徴の1つに、スターアライアンス専用ターミナルにあります。たとえば成田空港では、第一ターミナル南ウィングは原則スターアライアンスの専用ターミナルとなっています。ここにスターアライアンス加盟の航空会社のカウンターやサービス、すべての機能を集結することで、たとえば乗り継ぎ時の時間短縮や、ラウンジの充実、共通カウンターの設置など、高品質なサービスの提供を可能にしています。成田空港以外にも、韓国の仁川国際空港やシンガポールのチャンギ空港、ロンドンのヒースロー空港やパリのシャルル・ド・ゴール空港などで、この1つのターミナルの中にアライアンス加盟のカウンターをすべて集結するという戦略が取られています。

スターアライアンス・ゴールドメンバーってなに?

多くの航空会社には、各社独自のマイレージプログラムがあります。たとえば、ANAであれば「ANAマイレージクラブ」、JALであれば、「JALマイレージバンク」などがこれらにあたります。多く飛行機を利用する人たちは、当然たくさんのマイルが貯まるわけですが、そのような高頻度な利用客に対して各社は独自の「上級会員」としてのステータスをあたえています。この上級会員のなかでも一定の条件を超えると、同時に「スターアライアンス・ゴールドメンバー」となるわけです。

たとえばANAでは、「ANAマイレージクラブ」の「プラチナ」と「ダイヤモンド」というステータスになると、同時にスターアライアンス・ゴールドメンバーになることができます。シンガポール航空では、「クリスフライヤー」というマイレージプログラムがあり、その中の「エリートゴールド」というステータスになると、スターアライアンス・ゴールドメンバーになることができます。では、ANAで「ANAマイレージクラブ」の「プラチナ」になる難易度と、シンガポール航空の「クリスフライヤー」で「エリートゴールド」というステータスになる難易度が同じかというと、同程度ですがまったく同じではありません。したがって、どの航空会社でスターアライアンス・ゴールドの資格を取るのかによって、難易度は微妙にちがってくるわけです。

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