天ぷらの名店といえば、山の上ホテルにある「てんぷら山の上」。実は改装のため本店は2019年11月まで閉店しています。今回は最新の商業スポット「GINZA SIX」にできた支店、「てんぷら 山の上Ginza」に行ってきました。
「てんぷら 山の上Ginza」は、GINZA SIXの13階にあります。エレベーターを降りすぐのところが入り口です。
中に入ると大きな窓から銀座の街を見ることができます。私のオススメは当然職人さんとのコミュニーケーションを楽しめるカウンタ席です。
カウンターの前には、「てんぷら山の上」のシンボルとも言える、氷で冷やす冷蔵庫があります。そんな珍しい冷蔵庫の話題をしていたら、特別に中を開けて見せてくれました。
食事の前に運ばれてきたものは、鯛の器に入ったお通し。今回は記念日だと予約時に伝えていたため、お店がサプライズで準備してくれていました。
テーブルの前には、お塩とまん丸な大根おろし、そして特製の天つゆです。
単品のお品書きも目の前に置かれています。
天ぷらは、海老の足から始まります。1つ1つの天ぷらに対して、オススメの食べ方を職人さんが教えてくれます。
次に運ばれてきたのは、玉ねぎ。ホクホクのため火傷注意の一品です。
そしてレンコン。歯ごたえたっぷりです。
瑞々しい茄子が続きます。
車海老は、さすが山の上というべき、なんとも言えない絶品です。
白身魚はキスです。
あまり食べることのないメゴチもいただきます。尻尾まで美味しくいただきました。
椎茸は、これまで食べたものの中で一番大きく美味しいものでした。
雲丹は天つゆやお塩を使わずにいただくのがオススメのようです。
穴子は大きな天然物を頂きます。
単品で気になっていたアオリイカを別途注文して頂きました。全く硬さや歯に突っかかる感じもなく、極上の逸品です。
最後はもちろんかき揚げ。天丼、天茶、天ばらから選ぶことができます。今回は天丼をチョイス。タレも甘辛かスッキリの2種類から選びます。一緒にきた香の物と赤出汁と共に頂きます。
締めのデザートは、抹茶かほうじ茶のアイスクリーム。ほうじ茶のアイスクリームは本当にスッキリしていて、職人さん曰く、何も言わないとコーヒーと間違える方もいるくらいだそうです。
日本の天ぷら界を牽引してきた伝統の「天ぷら 山の上」を、日本を代表する最新の商業施設「GINZA SIX」で楽しみました。改装が終わったら本店にも再度足を運んでみようと思います。