これが人生最後なのではないかと思うレア路線「中国・青島→関西国際空港(関空)」を、ANAのビジネスクラスで飛びました。2時間ほどのフライトでしたが、いろいろとワクワク(?)する旅となりました。
ドイツから日本への帰国便がうまく取れず、フランクフルトから中国の青島経由で日本まで帰ります。フランクフルトから青島に到着したのが10:30。トランジットがどのような形になるかわからなかったのですが、フランクフルトではANAのチケットが発券されなかったので、まずはANAのカウンターに向かいます。羽田空港や成田空港では国際線乗り継ぎ用カウンターなどが用意されていますが、青島空港にはもちろんそんなものはなく、通常の乗客と同じように入国カードを書いて一度入国します。
入国後すぐにエスカレーターを上がって出発ターミナルへ。到着ターミナルの真上が国際線用のターミナルでした。
青島-関空便は14:00、青島ー成田便も13:30なので、10:30にはANAのカウンターはそもそも空いていません。カウンターが開くのは、成田便出発の2時間前の11:30。搭乗券をもらってすぐにラウンジで青島ビールを楽しもうと思っていた私にとっては予想外・・・人民元も持っておらず、日本で発行されたクレジットカードが使えるのかも不明だったので、1時間ほどターミナルをブラブラしてみました。
そうこうしているうちに、ANAのカウンターがあいて、チェックインを行います。成田便と関空便の両便が同時にチェックイン開始されるので、エコノミーのカウンターは開始直後から大行列。ビジネスクラスカウンターも比較的行列でしたが、10分ほどでチェックイン完了です。おそらく国際線では、はじめて1Aの座席になり、ちょっとだけテンション上がります。
ただ、大変だったのはここから。まず出国レーンにすごい数の人が押し寄せていて、まったく統制が取れていません。もちろん優先レーンがあるわけなく、また日本のように行儀よく並ぶわけもありません・・・中国人ツアー客のおばちゃん軍団を押しのけて列に並びます。
10分ほど並んだところで、突然壁に「出国審査カードを書いてください!」の文字が!!しょうがないので一度列を離れてカードを書きます。「そんなこと言われなかったけどなー」と思っていたら、なんとみんな出国審査官のカウンターで気にせず書いてます・・・そりゃ列は進まないですよね・・・
そんなこんなで、結局搭乗券をもらって、セキュリティーを通過するまで45分かかりました。まあ、中国だから何が起きても驚かないですね(笑)
ラウンジの楽しみは青島ビール
出国審査を終えたらすぐにラウンジに向かいます。青島で私が知っているのは青島ビールくらい。本場の味を楽しみにラウンジに向かいます。途中でオレンジジュースの自動販売機が。ちょっと興味が湧きましたが、人民元をまったく持っていなかったのでパス。
ラウンジはエスカレーターを上がった2階にあります。
受付の方は非常に丁寧で好感が持てる方でした。
ラウンジは部屋タイプではなく、一部のエリアがガラスとカーテンで仕切られた一区画といったかんじです。
テレビでは、日本で人気のバライティー番組「逃走中」をやっていました。
こちらが、お目当の青島ビール!・・・・なんかケースは微妙ですが、正真正銘の青島ビールです。
その他、このような飲み物が準備されています。
ちなみに、コーヒーマシーンに繋がっているミルクはパックミルクでした・・・斬新(笑)
食事は、軽食に加えてカップラーメンなども。中華料理のようなものはありませんでした。
その他には、金魚や囲碁も。中国ですね。
青島ビールをちゃんと楽しめたので、搭乗ゲートに向かいます。飛行機まではバスでの案内なようです。
機内に入ると、安心なANAクオリティ
もちろんビジネスクラスからの優先搭乗ですが、バスはエコノミーの方と一緒なのでバスの中が埋まるまで待ちます。こちらは30分前に出発予定の成田便。まだ出発できないようですね。
機材は可愛らしい小さなボーイング機です。
外は中国ですが、機内はいつものANAクオリティでした。座席は1A一番前。ラッキーなことに横は空席でした。
電源はシートの下に。
座席ポケットにはスリッパとヘッドフォン。
機内エンターテーメントは初めてポータブルタブレットでした。こちらを座席のタブレット置きにセットします。
空港混雑のため25分遅れで出発します。
食事は迷わず日本食
上空でベルト着用サインが消えると、ドリンクサービスが始まります。
食前酒はシャンパンをいただきます。
食事は和食と洋食からですが、迷わずすき焼きをオーダーしました。
しばらくするとこちらの食事が運ばれてきました。やはり1週間ほど海外にいると、日本の繊細な味が恋しくなります。
ワインも赤ワインをオーダーしました。
窓の外は台風接近の影響で一面雲ですが、空の上はもちろん快晴です。
食事のあとは、映画を少し見たらすぐに関空に到着しました。今回の旅では様々な航空会社を利用しましたが、やはりANAが私には一番落ち着くようです。次の旅が楽しみです。